研修カリキュラム全体像・2024年度新入社員研修レポート
当社の研修関連全体像については、以下のページで紹介しておりますが、
今回は実際に研修を受けた2024年度の新入社員から受講生レポートして、生の声を共有いただきます!
【2024年度新入社員研修レポート】
4月からの2ヶ月間、外部研修を受講しました。
研修内容は以下の通りです。
①AI基礎研修 (2日間)
②社会人基礎力研修 (4日間)
③IT基礎研修 (10日間)
④ Javaプログラミング研修 (25日間)
受講生レポート
経済学部出身/S.T
2024年4月入社
1.研修内容
①AI基礎研修
動画教材を利用し、初歩的なAIに関する知識を学習した。
その後、kaggleのチュートリアル的な問題である「タイタニック問題」に挑戦した。
②社会人基礎力研修
1日ずつ異なったオンライン研修を4日間、受けた。
1日目、2日目は、Excel実践講座、PowerPoint実践講座を受講した。基本的なExcel操作および PowerPoint操作について学んだ。
3日目は、コミュニケーション・チームビルディング講座を受講した。グループワークを行い、共同作業を行う上でコミュニケーションが必要であることを学んだ。
4日目は、ビジネスマナー講座を受講した。電話応対、名刺交換等の社会人として求められるマナーについて学んだ。
③IT基礎研修
ITに関する基本的な知識をオンライン研修で学習した。
1単元目のコンピュータ基礎では、ハードフェア、ソフトフェア、データ構造等のコンピュータを利用して業務を行う上で必要な知識を学んだ。
2単元目のネットワーク基礎では、ネットワークの基礎項目や通信方式、プロトコルについて学び、普段利用しているwebの基本的な仕組みについて理解することができた。
3単元目のアルゴリズム基礎では、プログラムにおける基本概念である、変数・入力出力・順次構造・分岐構造・反復構造・関数について学んだ。
4単元目のデータベース基礎では、データを格納しているテーブルの集まりであるデータベースがシステム開発や運用でどのように利用されているかを学んだ。
5単元目のSQL基礎では、SQLによるデータの定義・操作・制御を学習し、データベースを実際にSQLで操作した。
④ Javaプログラミング研修
Javaに関する基本的な知識をオンライン研修で学習した。
まず、Javaの基本文法について学び、統合開発環境であるEclipseを利用してJavaのオブジェクト指向プログラムについて学んだ。また、演習で実際にコーディングすることで、Javaについての理解をより深められたと感じた。
次に、Webページ内の文章構造を作成する言語であるHTML、Webページのレイアウトを定義する言語であるCSS、Webブラウザ上で動作するプログラムを作成する言語であるJavaScriptを学び、Webページの基本的な仕組みについて理解した。
そして、データベースの接続やテーブルに格納されたデータの更新・参照などを行うJDBCについて学んだ。その後、Javaを利用したWebアプリケーションの作成方法を学んだ。
最後に、総合演習としてJavaによる模擬的なプロジェクト開発を行った。プロジェクトの一連の流れである要件定義からテスト実施まで体験した。
2.所見、まとめ
研修の2か月間は、初めて知ることばかりだった。だが、IT・Java等の知識を身に着けることができたと感じている。
これは、良い環境で研修を受けられたおかげだと思う。理由は以下の2点だ。1点目、理解しやすい研修であったこと、2点目、先輩から毎日フィードバックを受けられたこと。
まず、1点目の理解しやすい研修であったことは、研修の質が高かったということだ。研修が初学者に向け段階づけて教えるように枠組みされており、つまずくことなく理解することができた。また、外部講師の方の初学者にも根気強く教えるという姿勢にもとても助けられた。
次に、2点目の先輩から毎日フィードバックは、オンライン研修終了後に受けた。このおかげで、その日の研修内容について理解を深めることができ、知識を確実に積み上げていることを実感した。
現在、2か月間の研修を経て、実際に業務を行っている。その中で、確実に研修の内容は役に立っている。入社前、私はIT知識やプログラミング知識に乏しかった。それでも、先輩の手をかりながらなんとか業務を行えているのは、あの研修があったからだと日々感じている。そういった意味で、私は情報技術者として良いスタートを切れたと思う。しかし、実際に業務を行うには、圧倒的に知識不足であるとも日々感じている。そのため、今後も専門知識の学習が必要だ。当社の取り組みの一つであるSE研修等を利用し、今後も学習を続けたい。
また、当社DA事業部が担当するAI分野に関しても、研修を受けたことで、改めて興味深く感じた。そして、当社ではAI分野に関する教育にも力をいれているので、こちらも利用し、知識を付けていきたい。