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2019年度新入社員研修その2ー入社して分かったこと

運用部 運用課
経済情報学部出身/H.K
2019年4月入社

勤怠管理パッケージ
入社前のIT業界へのイメージ
IT業界で働くというのはプログラミングが主体で、その業務のほとんどをプログラミングが占めるものだと考えていた。

しかし、実際の業務に沿った研修をうけるとその印象は全く違うものだということが分かった。なぜなら業務としてプログラミングが占める割合は多くても3分の1程度であるからだ。
その他の作業の占める時間が3分の2を占める。それは、お客さまとの打ち合わせやプログラムの設計書、テストなどである。

例えば、設計書を基にプログラムを作るとき、だれが作っても同じプログラムができなければならない。そのためには漏れのない設計書作りに加え、相手に意図がきちんと伝わる文章を書けるようにしなければならない。
会議の議事録、プログラムの設計書や、テストをするための仕様書など多くの資料を作成する必要があるため、IT業界で働くにはプログラミングスキルだけでなく、文章力が重要となってくるのだ。

OFFJTの研修について
弊社ではIT企業の他社と比べてかなり長い、OFFJTによる研修時間を設けている。
SEとしての基礎を作るために最初の研修が非常に重要なものであると考えているからだ。

OJTとの違いは実際の業務に従事しているか否かということである。
つまりOFFJTではお客様との取引はなく、会社にとって利益が生じないものであるが、OFFJTでの研修メリットは多くある。

  • ミスを恐れることなく課題に取り組むことができる。
      →実際の業務だとミスをすると多額の損失を被る。
  • 専属の先輩社員がいるため何か行き詰ったときやわからないとき、いつでも質問することができる。
      →実際の業務だと忙しくてゆっくり質問をする時間がない。
  • 全体の業務を理解するため上流工程から作業をすることができる。
     →設計図の作成は豊富な経験と知識がないとできないが、OFFJT下の課題は大きなプログラムではないため作成することができる。

OFFJTの研修とは、実際に業務を行うための準備をするための時間だと思う。

この研修によって、いろいろなことを経験できたため、この後の自分の成長スピードに影響があることは間違いないと確信している。