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Kaggle活動記録-9

こんにちは。アイティーシーの藤原です。
前回の更新からかなり日が空いてしまいましたが、今回はKaggleの「Learn」というコンテンツについてご紹介です。

【「Learn」について】
「Learn」とは、Kaggle内にある機械学習やそれに関連した分野を学習できるコンテンツになります。
機械学習やAIの初学者やコンペティションの参加はハードルが高いと感じている方を対象とされています。

ポイントは、ただの読み物コンテンツではなく、手を動かして学習できる点にあります。
それぞれのLessonは、「Tutorial」と「Exercise」の2つで構成されています。
「Tutorial」ではその章で取り扱う内容の説明やコード例が記載されています。
「Exercise」では「Tutorial」で説明された内容についての演習が用意されており、自身でコードを記述・実行することができます。
コースによっては学習した内容を活用できるコンペティションが用意されている場合もあります。

ボリュームも十分に用意されており、Pythonのプログラミング言語の学習からディープラーニングの学習まで幅広く取り扱われています。
今回はその中でも「Intermediate Machinne Learning」についてご紹介いたします。

【Intermediate Machine Learning】
こちらは機械学習のモデル精度を高める上で必要な学習データの前準備や検証時に必要な知識・技術について学習できるコースです。
具体的には欠損値や交差検証、データリーケージについて学ぶことができます。

章構成は以下の通りです。
1Introduction
2Missing Values
3Categoical Variables
4Pipelines
5Cross-Validation
6XGBoost
7Data Leakage

【所感】
モデル精度を高めるためには避けては通れない欠損値やカテゴリ変数について学ぶことができたのは大変良かったです。
データリーケージについては、感覚的に理解できるようになったものの中々に難しい内容でした。
このあたりは経験を積み上げて理解を深める必要性を感じています。

今回このコースを完了し、機械学習の基礎はできるようになっているはずなので、次回の記事では実際にKaggleのコンペ参加した報告ができればと思います。
最後までご精読ありがとうございました。

岡山大学よりDXSUNパートナーズとして登録されました

当社が「DXSUNプロジェクトリーダー 岡山大学 研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部」の
審査会において厳正に審査した結果として、令和6年11月29日にDXSUNパートナーズとして登録されたことを報告致します。

当社はDXSUNパートナーズとして、岡山県内の中小企業向けにデジタル化・DX支援を行い、DX化に貢献して参ります。

特に企業のデータ利活用およびAI導入の取り組み推進をサポートし、当該推進を岡山の学生や企業若手人材とともに行います。これにより学生や若手人材各自のスキルアップが達成され、ひいては岡山全体のデータ利活用・AIに関する「活用文化」を醸成することとなると考えています。
長期的には、岡山県の人口増加、地元企業への就職定着化、IT先進県としてのイメージアップを実現し、グローバルでDA事業に関するニアショア案件が集まると共に、人とAIが当たり前に共生する社会を実現した「生産性が一番高い県」に岡山をしていきたい、と考えております。

DXSUN(DXサンライズおかやま)とは?

DXSUNロゴ

DXSUNは、岡山県内中小企業のDXを強力に後押しするため、 DXに向けたビジョン構築支援やデジタル人材の育成を目的として、岡山県内企業および支援機関等11社により令和5年7月に発足しました。
DXSUNでは、参画メンバーである各社・各支援機関等がそれぞれの強みを持ちより、ビジョン駆動の「新たな価値創造」に重点を置いた伴走支援を行います。
また、企業の実態に即したリスキリングの仕組みを岡山大学等で整備することにより、デジタル人材の育成も同時に行います。これらの活動により、県内中小企業のDXを面的にサポートし、業種横断的な価値創造を目指します。

引用:DXサンライズおかやま(DXSUN) | 岡山大学 研究・イノベーション共創機構

 

研修カリキュラム全体像・2024年度新入社員研修レポート

当社の研修関連全体像については、以下のページで紹介しておりますが、

今回は実際に研修を受けた2024年度の新入社員から受講生レポートして、生の声を共有いただきます!

「ITスキル標準とデータサイエンス技術の社内研修」

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【2024年度新入社員研修レポート】

4月からの2ヶ月間、外部研修を受講しました。
研修内容は以下の通りです。

①AI基礎研修                               (2日間)
②社会人基礎力研修                   (4日間)
③IT基礎研修                               (10日間)
④ Javaプログラミング研修     (25日間)

受講生レポート

経済学部出身/S.T
2024年4月入社

1.研修内容

①AI基礎研修
動画教材を利用し、初歩的なAIに関する知識を学習した。
その後、kaggleのチュートリアル的な問題である「タイタニック問題」に挑戦した。

②社会人基礎力研修
1日ずつ異なったオンライン研修を4日間、受けた。
1日目、2日目は、Excel実践講座、PowerPoint実践講座を受講した。基本的なExcel操作および PowerPoint操作について学んだ。
3日目は、コミュニケーション・チームビルディング講座を受講した。グループワークを行い、共同作業を行う上でコミュニケーションが必要であることを学んだ。
4日目は、ビジネスマナー講座を受講した。電話応対、名刺交換等の社会人として求められるマナーについて学んだ。

③IT基礎研修
ITに関する基本的な知識をオンライン研修で学習した。
1単元目のコンピュータ基礎では、ハードフェア、ソフトフェア、データ構造等のコンピュータを利用して業務を行う上で必要な知識を学んだ。
2単元目のネットワーク基礎では、ネットワークの基礎項目や通信方式、プロトコルについて学び、普段利用しているwebの基本的な仕組みについて理解することができた。
3単元目のアルゴリズム基礎では、プログラムにおける基本概念である、変数・入力出力・順次構造・分岐構造・反復構造・関数について学んだ。
4単元目のデータベース基礎では、データを格納しているテーブルの集まりであるデータベースがシステム開発や運用でどのように利用されているかを学んだ。
5単元目のSQL基礎では、SQLによるデータの定義・操作・制御を学習し、データベースを実際にSQLで操作した。

④ Javaプログラミング研修
Javaに関する基本的な知識をオンライン研修で学習した。
まず、Javaの基本文法について学び、統合開発環境であるEclipseを利用してJavaのオブジェクト指向プログラムについて学んだ。また、演習で実際にコーディングすることで、Javaについての理解をより深められたと感じた。
次に、Webページ内の文章構造を作成する言語であるHTML、Webページのレイアウトを定義する言語であるCSS、Webブラウザ上で動作するプログラムを作成する言語であるJavaScriptを学び、Webページの基本的な仕組みについて理解した。
そして、データベースの接続やテーブルに格納されたデータの更新・参照などを行うJDBCについて学んだ。その後、Javaを利用したWebアプリケーションの作成方法を学んだ。
最後に、総合演習としてJavaによる模擬的なプロジェクト開発を行った。プロジェクトの一連の流れである要件定義からテスト実施まで体験した。

2.所見、まとめ

研修の2か月間は、初めて知ることばかりだった。だが、IT・Java等の知識を身に着けることができたと感じている。
これは、良い環境で研修を受けられたおかげだと思う。理由は以下の2点だ。1点目、理解しやすい研修であったこと、2点目、先輩から毎日フィードバックを受けられたこと。
まず、1点目の理解しやすい研修であったことは、研修の質が高かったということだ。研修が初学者に向け段階づけて教えるように枠組みされており、つまずくことなく理解することができた。また、外部講師の方の初学者にも根気強く教えるという姿勢にもとても助けられた。
次に、2点目の先輩から毎日フィードバックは、オンライン研修終了後に受けた。このおかげで、その日の研修内容について理解を深めることができ、知識を確実に積み上げていることを実感した。

現在、2か月間の研修を経て、実際に業務を行っている。その中で、確実に研修の内容は役に立っている。入社前、私はIT知識やプログラミング知識に乏しかった。それでも、先輩の手をかりながらなんとか業務を行えているのは、あの研修があったからだと日々感じている。そういった意味で、私は情報技術者として良いスタートを切れたと思う。しかし、実際に業務を行うには、圧倒的に知識不足であるとも日々感じている。そのため、今後も専門知識の学習が必要だ。当社の取り組みの一つであるSE研修等を利用し、今後も学習を続けたい。

また、当社DA事業部が担当するAI分野に関しても、研修を受けたことで、改めて興味深く感じた。そして、当社ではAI分野に関する教育にも力をいれているので、こちらも利用し、知識を付けていきたい。

【NPO法人だっぴ特集】高校生企業訪問(後半)

NPO法人だっぴが主催する「岡山の企業から社会課題を深める探求学習」として、8月9日に明誠学院高等学校の生徒さん5名が来社されました。その後半戦として、8月28日、持ち帰った新たな課題に対する自分たちの考えを発表していただきました。

【授業の目標】
・関心のある学問分野に対する知識理解(周辺知識や実社会とのつながりなど)を深める
・社会人とのコミュニケーション能力(伝える力、聴く力)を高める

【議題】
「AIが活用できる具体例が身近にないか」

学生のプレゼンでは、「キャリーケースの自律走行」、「ごみを自動分別できるごみ箱」、「冷蔵庫 × ChatGPT」などのアイデアを発表いただきました。
ディスカッションでは、上記3つのアイデアの中から「冷蔵庫 × ChatGPT」にフォーカスして、より便利にかつAIを利用したアイデアについて議論いたしました。
その後、フリートークで大学受験のことやIT業界についての話をしました。
前回よりも学生に積極性がみられ、よい時間になったと感じています。

【当社 DA事業部 藤原と高校生のみなさん】

 

前半戦はこちら↓↓↓

【高校生の企業訪問】企業からのミッションに挑む探究学習【前半戦】

その他のだっぴとの活動

大学生が紐解く!岡山のスゴイ企業発見伝

career library に参加してきました!

【NPO法人だっぴ特集】高校生企業訪問(前半)

NPO法人だっぴが主催する「岡山の企業から社会課題を深める探求学習」として、明誠学院高等学校の生徒さん5名が来訪されました。

学生が社会の課題について考えることで、自分が関心をもつ分野への理解を深め、今後の進路(主に大学進学)に関する解像度を上げることを目的とした探究学習です。

■プログラムの流れ
【訪問前学習】高校生はグループで企業が策定したミッションに取り組む
  ↓
【企業訪問】自分たちで回答を考えた後、企業を訪問
 自分たちが考えていたことや想像していた世界との差分を捉えることを通して、企業や業界、学問領域に関する理解を深めます。
  ↓
【訪問後学習】訪問を通して対象概念への理解を深め、Addミッションに挑む

高校生が相手ということで専用用語を避けての説明が大変でしたが、皆さん真剣に話を聴いてくれました。

また、事前課題として「岡山と都市部とのAI格差を埋めるためにはどうすればよいか」という少し難易度の高い問いを与えていましたが、彼らなりに調べて、AIに関する投資額の差を調べていたり、農業の自動化について調べていたりしていました。「強いAI」、「弱いAI」といった単語も出てきたことには関心いたしました。

最終的に追加の問いとして、「AIが活用できる具体例が身近にないか」を持ち帰っていただきました。こちらについては、次回の発表を楽しみにしたいと思います。

【WEB開催】AI業務理解・ローコード開発体験コース

26卒学生向けに、1DAYインターンシップの開催を決定いたしました!

半日(3時間程度)を使って、データ分析・AI、従来型ソフトウェアそれぞれの業界・仕事理解をしていただいた上で、実際にローコード開発を”ガッツリ”体験していただきます!
データサイエンティストやシステムエンジニアの醍醐味、魅力を是非この機会に知ってください。

27卒以降の学生の参加も歓迎します。
皆さまにお会いできることを心よりお待ちしています!

【アジェンダ】・自己紹介
・データ分析・AI、従来型ソフトウェア業界説明
・アイディーシー社事業概要説明
・アイディーシー社プロジェクト例
・『 ローコード』の説明
・『 ローコード』開発体験
・発表と総評(個別にフィードバック)
・社員との座談会
・社長から一言
【日程】2024年8月20日(火) 14:00~
2024年9月5日(木) 14:00~
2024年9月18日(水) 14:00~

※2時間半~3時間程度を想定しています。
【場所】オンライン(Microsoft Teams)

キャリタスに公開中!
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【岡山県立大学院生向け講義】「産業技術特別講義」に登壇!

大学院生向けに「産業技術特別講義」の授業1コマを使い講演を行いました。

本講義は、情報通信業および製造業等の分野における最新の技術動向や産業構造の転換に関する知識を深めるとともに、企業人としての心構えを滋養することを目的とし、第一線で活躍している企業人を講師として迎えオムニバス形式で実施しています。

そこで当社は「ニアショア開発とリモートワークの具体的事例~岡山のAI開発事情を超えて~」というテーマでお話しさせていただきました。

この講義では、前半部は実際に当社アイティーシーが行っている「ニアショア開発」の具体的事例を、その活動に携わっている社員自ら体験談を語るとともに、後半部は、「ニアショア開発」がナゼ、地方創成に資するキーワードなのか、昨今のIT業界を取り巻く環境解説と合わせて、当社アイティーシーと大手金融機関の双方を「兼業」スタイルで働く当社人事部門アドバイザーより行いました。

講義後に、受講者の皆様から頂いた感想によると、「ニアショア開発やオフショア開発のことはほとんど知らず、丁寧に教えていただき大変ありがたかったです。2025年問題に向けてニアショア開発が盛り上がっているとのことで、よりシステム管理の職に興味を持てました。」、「事業紹介でのICT技術を活かした地方創生については興味があるので、もう少し地方創生について具体的に詳しく知りたいと思った」、「データを扱う上では、そのデータが何を示しているのかを理解することは必要不可欠だと思うのですが、そのために自分の専門外の方と連携していくことの大切さを知り、(当社事例を見て)こうやってAIや機械学習が他の分野にも応用されていくのだと感じました。」など、当社取り組みやプレゼンテーションによる紹介が、院生の皆さんの新しい興味を少しでも引いたのであれば、当社としても嬉しい限りです!

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【ニアショア開発とは?】
海外の企業や事業所へ開発依頼をする「オフショア開発」に対し、「ニアショア開発」とは、システム開発や運用保守などを、国内地方都市にて同じ文化・同じ言語で実施する事をいいます。

【オフショア開発の問題点を解決】
オフショア開発では、言語の問題で発注側の意図が正確に伝わらなかったり、各国の統制により想定外の問題が発生する事があります。こういったリスクがニアショアでは軽減され、且つコスト優位も保てます。
コミュニケーションの問題/文化・商習慣の違い/生産性の向上が難しい/セキュリティー上の問題/品質意識の相違

【当社 HR Business Adviser 髙橋の登壇】

産業技術特別講義1

【当社 DA事業部 藤原の登壇】

産業技術特別講義2

昨年の講演記事はこちら

7/21岡山県立大学で講演を行いました

12/5岡山県立大学で講演を行いました

【岡山県立大学】「キャリアデザイン」に関する講演!

岡山県立大学からお話しをいただき、「キャリアデザイン」に関する講演に行ってきました。

「キャリアデザイン」は主に1年生が受講している授業で、様々なキャリアパスがあることを知ってもらうことを目的としています。
当社からは、IT業界という視点から、AIの動向や昨今の働き方を説明しながら、当社社員や当社で働く兼業人材のキャリアパスをご紹介しました。

多様な働き方が選べるようになってきた今の社会で、学生のみなさんが、今後、何を学び、どんなキャリアを歩んでいくのか、楽しみしかありません。
今回の講演が皆さまの一助になりましたら幸いです。

【当社代表取締役 三宅の登壇】

三宅登壇